「うみねこのなく頃に」― 虚実入り混じる推理困難なADV
移植・リマスターの類は記事にしてなかったんですが、
初回プレイ時あまりに何もわかってなかったので書いてみます。
前作「ひぐらしのなく頃に」がホラー要素とキャラクター性で人気を博したのに対し、
こちらはミステリー然とした雰囲気で、実際にゲーム内のキャラクターが
劇中劇の内容について推理を行う内容となっています。
真正面からぶつかっても解ける内容にはなっておらず、
とりあえず先を読み進めて行ってEP3の魔法大戦で
匙を投げてしまったプレイヤーも多いのではないかと思いますが、
ここを耐えられるかが魔女(作者)側からの挑戦になっています。
まともに考えても辻褄が合う回答を出すことはほぼ不可能なので、
考えること自体が楽しいという人以外は深く考えずに進めてしまって
EP6から推理を始めるで良いと思います。
大事なことは、ゲーム盤の演出をそのまま受け取るのではなく
何を意味しているのかを考えることで、これが本作のテーマにもなっています。
また、ちょっとした表現の違いで保証されている内容が異なってくるので、
他のトリックと少し言い方が違うな、と思ったら注意してください。
「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド」― リメイクと捉えると肩透かしを食うかもしれない
過去にポケモンで最もやり込んだのがダイヤモンドで、
年齢的には金銀世代なんですが個人的には1番思い入れがあるので
対戦も図鑑ももう興味ないけど記念にと購入しました。
(以下、ダイヤモンド・パールが長いのでDPと略します)
発表時にフィールド上のキャラクターが二頭身であることが物議を醸していて、
最新世代対応のDPというよりも過去作プレイ者向けのリメイクになるのでは、と
噂されてもいましたが実際その通りになっていました。
オリジナルを忠実に再現しようとしているのはわかるんですが、
そのせいで歪になっている部分がそこかしこに見受けられます。
SNSを騒がせているバグについては、
意図的に起こそうとしないと起こらないものが多く
通常プレイで進行に差し支えるようなことはあまりないので
基本的には対岸の火事の様に見ているんですが、
「なぞのばしょ」が形を変えて復活しているのは非常に残念です。
- 概要
- シナリオ
- システム
- なつき度による影響
- 地下通路
- わざマシン
- 秘伝技
- ポケッチ
- タッチ操作
- その他次作以降で変更された仕様
- 評価
概要
タイトル | ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド |
開発元 | イルカ |
ジャンル | RPG |
機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2021/11/19 |
傾向 | リマスターに近いリメイク |
プレイ時間 | 約20時間 |
総評 | B- |
2006年秋に発売したダイヤモンドのリメイク作品。
「ランスⅩ -決戦-」- シリーズの締め括りに相応しい傑作
ランスシリーズに最初に触れたのが10年ほど前の戦国ランスで、
それからかなり時間をおいて2020年3月にⅥ(ゼス崩壊)をきっかけに
シリーズを追いかけていき1年半の間に6、03、01、02、5D、8、9と
追いかけていってようやく辿りつきました。
Ⅵをアリス5本まとめ買いセールの時に買おうとしたら
「Ⅹ買っといた方がええで」みたいな内容だったので積んでおいて、
Ⅵとこれまた一緒に買った03が面白かったので他のシリーズもやってから
〆に持ってくるかと思い追いかけて来ましたがその甲斐は十二分にありました。
- 概要
- シナリオ
- システム
- 戦闘
- 難易度
- ターン制限
- 過去作のオススメ度
- 評価
- 総合評価
- 二部構成
- 周回要素
- 毎回特定タイミングでやる必要があるクエスト
- 作業感の強い一部エンディング
- セーブデータの上限が少ない
- 勢力の扱いの差
- ゼス勢
- JAPAN勢
- 食券イベント
- 音楽
- 戦闘曲
- フィールド曲
- イベント曲
概要
タイトル | Rance X -決戦- |
開発元 | アリスソフト |
ジャンル | RPG |
機種 | PC |
発売日 | 2018/02/23 |
傾向 | 周回、メタRPG |
プレイ時間 | 約70時間 |
総評 | A++ |
第1部のCPを魔王撃破以外回収(6周)して、第2部を1周やった時の時間です。
間に別のゲーム挟んだりいろいろやってたので概算です。
魔神レラジェ降臨 Lv.15攻略
千年戦争アイギス8周年おめでとうございます。
最近プロモーションに力を入れてきたと思ったらSNSも活用し始めたので、
節目でもあんまり盛り上がらないのを何とかしてくれればと思います。
個人的にはもっとユーザーの何割が達成しているみたいなデータを出してほしいです。
宣伝
本題に入る前にちょっとだけ宣伝。
×××にはあまり使えない*1ですが、育成もデイリーも緩い時間に優しいゲームです。
高難易度で色んな意味でハマると結構時間溶けますがそれはそれ。
トライ&エラーのゲームなのに挑戦回数制限してくる謎コンテンツがあるのと
制限ないのもスタミナ回復剤みたいなものは存在しなくて、
ガチャアイテムとの共有リソースを消費するところだけ注意。
編成
Lv14までは簡単過ぎるから縛るかなと思ってましたが、
15はそれなりに苦戦したので手加減なしで。
飛行デーモン、剣デーモンの群れ、レラジェは勿論厄介ですが、
人間敵もかなり火力が高く数が多いのでコハルの暗殺が刺さります。
配置
中央の射程増マスは隠密かダメージ分散しないとまず生き残れないので、
自分の場合は適任がいなくてキキョウを置いてます。
回復するのはほぼエメルダだけなので微妙な気がします。
左下端はアルティア→リオン(剣デーモン第一波~第二波)→トラムと変更。
コハルとカーナの位置はとりあえずで決めましたがここでいいはず。
コハルはできるだけ味方を巻き込まない様に、
カーナはレラジェ第二形態を射程内に収められるように。
ポイント
エメルダとアージェは基本最速でスキルを撃ち続けます。
トラムのコスト砲を使うのでコスト役2人はギリギリまで粘ります。
下に来るのはアージェ+クラマ、上はナナリーとエメルダで粗方処理します。
キキョウは基本回復の方で使いますが、スキル使用時の全体回復を使用することも。
開幕の飛行弓デーモン
ナナリー+ミヤビのスキルで処理する。
緑の柱に暗殺入らないとナナリーが即死するので、
引付か硬いユニットで誘導する必要有り。
上に来るグレーターデーモン1体目
ナナリー+ミヤビ+オーガスタのスキルを同時に使用する。
手を抜くと後続含め打ち漏らす可能性有り。
右上から来る火弓兵とグレーターデーモン
トラムをエメルダの前に配置してスキル使用で処理する。
コハルの暗殺でもいいが、暗殺漏らしが多いと被弾がきついのと
ここでコハルのスキルを使うと最後のラッシュで再使用が遅れるので安定を取る。
最後手前のラッシュ
隠密せずに金グレーターデーモンを処理できるので、クラマのスキルは温存。
ナナリーもアージェのスキルの切れ目にスキルを使用しないと、
飛行弓デーモンを削り切れないので注意。
感想
タフな敵がぞろぞろやってくるので火力はかなり要求される反面、
魔神本体はフェネクスとバルバトスを足しただけで
厄介なギミックもないので戦いやすい魔神でした。
塔とLv.16が始まってから新規魔神の実装ペースが年1になってるので
もう少し頻度を上げて欲しいところです。
塔は編成が制限される関係で、全力をぶつけられるのが魔神降臨しかないんですよね。
*1:個人の感想です
「金色ラブリッチェ」― すべてが繋がる恐ろしく緻密なシナリオ
「星空鉄道とシロの旅」に続き、同じ人のライター買いです。
ぱっと見はありがちなギャルゲーに見えるので本当に面白いんか?と
思いつつ購入しましたが完全に杞憂であったと先に記しておきます。
とりあえず、他ゲーや別のメディアでさかき傘氏に触れて評価している人や、
気になっている人はこの記事読む前にプレイしてください。お願いします。
丁度作中の時期も11月~12月なのでこれから始めるとちょうどいいです。
- 概要
- テーマ
- シナリオ
- システム
- 評価
- 総合評価
- シナリオ構成
- 各シナリオの特徴
- シルヴィ
- エル
- 玲奈
- 茜
- GOLDEN TIME(グランドルート)
- 演出面
- タイトル回収
- エピローグ
- 不満点
- オープニング(タイトル)BGM
- BGM
概要
タイトル | 金色ラブリッチェ |
開発元 | SAGA PLANETS |
ジャンル | ビジュアルノベル |
機種 | Win/Steam/Switch/PSVita/PS4 |
発売日 | 2017/12/22 |
傾向 | 学園、ノブレスオブリージュ |
プレイ時間 | 約20時間 |
総評 | S |
「planetarian(+雪圏球)」― 人の心を動かすロボットの物語
ライターが涼元悠一氏*1、作曲が戸越まごめ氏*2とだけ知っていたので
いつかやるリストには入れてはいたんですが、
Ultimate Editionが新たに発売されるとのことでやる機会に恵まれました。
- 概要
- シナリオ
- キネティックノベルとは
- 雪圏球について
- 評価
- 総合評価
- おまけ
概要
タイトル | planetarian~ちいさなほしのゆめ~ |
planetarian~雪圏球~ | |
開発元 | Key |
ジャンル | キネティックノベル |
機種 | PC |
発売日 | 2021/09/03 |
傾向 | 終末、ロボット、星 |
プレイ時間 | 約3時間+30分 |
総評 | B+ |