げーむろぐ

クリアしたゲームの備忘録。RPG/アクション/ADV/ノベルがほとんど。

ノベル、テキストアドベンチャー

「アメイジング・グレイス」プレイ記

タイトル画面冬にやるゲームとしてキープしておいたものの、「どーせ信者が持ち上げてるだけだろ…」と思っていました。というか始めて5時間くらいはずっとそう思いながらプレイしていて難癖をつけるような見方もしていたんですが、最終的には自分の偏見を改…

「アカイイト / アオイシロ HD REMASTER」紹介・感想

概要 和風伝奇と銘打っているとおり、古代~中世の日本を起源とするオカルト要素を設定の核としてストーリーが展開されていくアドベンチャーゲーム。 もう1つの目玉として百合描写が挙げられ、アカイイトではあくまで必要な行為としてだったのが、アオイシロ…

「7 Days to End with You」感想メモ

タイトル画面 概要 言葉も文字もわからない状態で目覚めて、同居人に教えてもらい意味を類推しながら自分の置かれている状況を把握していくゲームです。

「白詰草話」感想メモ

概要 元は漫画(成人)畑の出身である大槍葦人が代表を務めるLittleWitch第一弾。 経歴を活かした独特な作風に仕上がっている一方で、 当時の流行の影響を強く受けている作品でもあります。 タイトル画面

「終末の過ごし方」- 良い終末を。

何かいろいろ並行してやってますが、すぐ終わるらしいのと高騰してるサントラ欲しいか早めに判断したかったので更に割り込みでやりました。 タイトル画面。WはWorldとWeekをかけているらしい。タイトルのとおり、終わりが間近に迫った世界ででの日常(の延長)…

「それは舞い散る桜のように 完全版」について

Re:Birthが延期して待ち切れなくなった、というわけではないんですが、ちょっと調べものを兼ねて完全版を買い直しました。 オリジナルは20周年ですが、完全版ももう15年近く前ですね。 理由は後述するとして、とりあえず共有しておきたいことを先に書きます。

「燐月-リンゲツ-」感想メモ

存在自体は主題歌『eclipse』の影響で15年前くらいから知っていました。 同じ人が多そうと勝手に思っていて、今更ながら参考になればと。 タイトル画面少し前に書いた、『天使のいない12月』と同じ様な感じで、シーン目的でやるゲームとまでは言えないけど成…

「逆転裁判123 成歩堂セレクション」- 普段ADVやる人でもフレッシュに楽しめる良作

逆転裁判の1と2は配信で見てしまった後でプレイしたので書かないつもりでしたが、3が思いのほか良かったので。 タイトル画面20年近く前に人がやっているのを見て変なゲームだなぁと思ったきり触れていませんでしたが、ADVを結構やるようになったので恐らく国…

「シロナガス島への帰還」- アドベンチャーゲームの教科書の様な作品

新年一発目、界隈では超有名な同人ゲーム。 家庭用ゲーム機のパッケージ版まで出るレベルなので推して知るべし。 Switch版が出るまでCFやってたこと自体を知らなかったんですが、良い機会なので購入したはいいものの、不具合が多すぎて当面の間はプレイ非推…

「魔法使いの夜」- 強いこだわりを感じる演出や心理描写

曲だけ知っていてリマスターが出るというので。 最近こんな感じでリマスターが出るとプレイ環境が改善されるだけでなく、やるきっかけにもなることが多いので出してくれると嬉しいですね。 タイトル画面

「天使のいない12月」 - 思春期の人間関係の描写に特化したコンパクトなストーリー

10年以上前からタイトル自体は知っていて、冬にやるゲームの選択肢に据えてはいたんですが一昨年~去年に探した時は妙に高騰していて手が出せず、今年6000くらいのを見つけてやっとといったところです。 何でかわかりませんが、PCゲームを専門に扱ってるとこ…

「夏ノ終熄(ナツノオワリ)」― 終末モノ+サバイバルとしては見どころアリ

夏が舞台のゲームを探していてお誂え向きな作品を見つけたのでやってみました。 タイトル画面あらすじにもある通り、 パンデミックによる終末モノ、の一歩手前の様な状態の世界が舞台です。 ロープライス*1なのでかなり短く休みの日1日やれば終わるくらいの…

「EVE ghost enemies」― 話を大きく広げながら過去作へのリスペクトが随所に感じられるEVEシリーズ最新作

クリア自体に要したのは4日足らずとかなりのめり込んでしまったんですが、 その後諸々あって記事に起こすのがかなり遅くなってしまいました。 本作ラストの問いかけに対する自分なりの答えが出せていないことも一因ですが… この気合いの入りようEVEシリーズ…

「AMBITIOUS MISSION」― 時間の概念を巧みに取り入れたシナリオは見事だが、泣きゲーとしては今一つ

個人的昨年No.1ノベルゲームだった金色ラブリッチェと制作繋がりでプレイ。 cross-claymore.hatenablog.com金色ラブリッチェとの比較を書いている部分が多いです。 (知らんがなって人はすみません) あっちのネタバレはしていないのでその点はご安心を。 タイ…

「ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-」― クロノクロスファンならアリ

サテラビューで配信されて以来一度も移植されず、 半ば伝説と化していたゲームが実に26年の時を経てプレイ可能となりました。 クロノクロスの設定を追いかけていく内に本作に辿り着き、 ハードが非常に特殊なためプレイできず移植を望む人も多かったと思いま…

「ドキドキ文芸部プラス!」― 怪作の皮をかぶった意欲作

最初は熱心に推してる人が言葉遊びが云々言っていたくらいでしたが、 じわじわタイトルを目にすることが増えてどうもホラー方面で強烈なゲームらしい、 というのとビジュアルノベルゲーマー向きということの様でやってみました。 ポップでキュートなタイトル…

「しろくまベルスターズ」― 良くも悪くものほほんとしたサンタのお話

本当は冬ゲーとして「天使のいない12月」をやりたかったんですが、 探しても売ってないのでPULLTOP15thから引っ張り出してきました。 ロゴへのこだわりが感じられるタイトル画面始めたのが12/24なので丁度クリスマスだし、という感じだったんですが、 他のゲ…

「うみねこのなく頃に」― 虚実入り混じる推理困難なADV

移植・リマスターの類は記事にしてなかったんですが、 初回プレイ時あまりに何もわかってなかったので書いてみます。 前作「ひぐらしのなく頃に」がホラー要素とキャラクター性で人気を博したのに対し、 こちらはミステリー然とした雰囲気で、実際にゲーム内…

「金色ラブリッチェ」― すべてが繋がる恐ろしく緻密なシナリオ

タイトル画面「星空鉄道とシロの旅」に続き、同じ人のライター買いです。 ぱっと見はありがちなギャルゲーに見えるので本当に面白いんか?と 思いつつ購入しましたが完全に杞憂であったと先に記しておきます。 とりあえず、他ゲーや別のメディアでさかき傘氏…

「planetarian(+雪圏球)」― 人の心を動かすロボットの物語

タイトル画面ライターが涼元悠一氏*1、作曲が戸越まごめ氏*2とだけ知っていたので いつかやるリストには入れてはいたんですが、 Ultimate Editionが新たに発売されるとのことでやる機会に恵まれました。 概要 シナリオ キネティックノベルとは 雪圏球につい…

「夏の終わりのニルヴァーナ」― タイトルのとおり仏教色の強い泣きゲー

タイトル画面まともに1本のゲームの記事を書くのが久しぶりな気がします。 特徴的なタイトルで存在自体はかなり前から知っていていました。 積みゲー減ってきたしそろそろかな、と思って確保したところで ブランドがぱじゃまソフトであることを知ってどうし…

「水平線まで何マイル?」での気付き

ちゃんとクリアしておらず酷評したいわけでもないんですが、 気付いたことで記事を書きたかったのでいつものレビューとは少し違う形にします。 ジャンルとしては普通のノベルゲーム。 「特に身を入れてこなかった部活が潰されそうになり、団結して困難な目標…

「バタフライシーカー(+FD)」― 学生捜査員の危うい心理バランスを描くADV

本編タイトル画面FDタイトル画面バタフライエフェクト的な話なら面白そうやなとか、 この醜くも美しい世界とかうみねこのなく頃にの影響で蝶のモチーフ好きなんだよな、 とか思いつつ発売当時はいろいろあってスルーしたような気がします。 概要 少年少女に…

「終ノ空 remake」 ― 素晴らしき日々お試し版、と見せかけて…

ランスクエストをメインストーリー終わるとこまではやったんですが どこまでやってクリア扱いにするのか微妙なところで一旦寝かせてる状態なので 先にこっちを書きます。 タイトル画面 概要 シナリオ システム 評価 総合評価 素晴らしき日々との比較 作品全…

「11eyes-罪と罰と贖いの少女」 - 中二病を地でいくバトル系ノベル

音楽が良いゲームと聴いたので積んである中から優先的にやってみました。 後から知ったんですが、3daysと開発同じで一部設定を共有しているみたいですね。 タイトル画面 概要 シナリオ システム 評価 総合評価 虚無の欠片関連の設定・伏線 赤い夜(日常と非日…

「素晴らしき日々~不連続存在~」― 自己の在り方を問う哲学系ノベルゲーム

タイトル画面名作と謳われながらも人を選ぶとか取っつきにくいとか言われていて、 哲学/思想的な問いかけが非常に強いということだけ知っていたので アクション挟んで満を持しての素晴らしき日々をプレイしました。今回はセールとかではなく10周年記念のリマ…

「星空鉄道とシロの旅」―人情温かい不思議なSLの旅

次は素晴らしき日々の予定だったんですが、 ノーマークだった作品に興味が湧いたので割り込みで星シロです。 タイトル画面三が日終わる辺りからチラホラタイトルを見かけ始めて、 そこでわかった情報は「感動する」と「あんまり長くない」だけだったんですが…

「きっと、澄みわたる朝色よりも、」―紅葉の季節にやりたい和風ノベル

秋に間に合わなかったけどやってました。 タイトル画面オススメされたり名作として挙げている人が多かったのと、 まぁまだ秋やろと思って順番早めて始めたらすっかり冬になっていました。 概要 評価 総合評価 演出面 シナリオ 学園モノ特有のノリ キャラクタ…

「TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ― AlphA編」― Re:LieFの真相を探るもう1つのトライメント計画

前回の続きで「TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ― AlphA編」です。 作中でも一枚絵として使われるタイトル画面前回の記事でもお伝えした通り、Re:LieF ~親愛なるあなたへ~は 元々こっちを先に見つけてから辿っていったのでそのままの流れで。 概要 評…

Re:LieF ~親愛なるあなたへ~ レビュー

今回のゲームは「Re:LieF ~親愛なるあなたへ~」です。 デザインに拘りを感じるタイトル画面TrymenTのビジュアルとキャッチコピーに惹かれて着手したところ、 本作がサントラ付きで再販されたとの情報をキャッチ。 ネタバレを踏まない程度に調べても繋がり…