げーむろぐ

クリアしたゲームの備忘録。RPG/アクション/ADV/ノベルがほとんど。

イース セルセタの樹海:改 レビュー

イース セルセタの樹海:改をクリア。

www.falcom.co.jp

しばらくアクションやってないので触ってない有名シリーズに手をつけるかということで
イースを選んで、いきなりⅧやⅨをやるのも忍びなかったのでハード的にやり易くて
名前を聞いたことある本作をプレイするに至りました。

単純にイースⅣのリメイクだと思っていたら、大本がファルコム開発でないこともあって
異なるサブタイトルの作品それぞれが原案を同じとしながらストーリーもシステムも違う模様。

 

 

総評

総合評価はA。

アクションの爽快感が素晴らしい。
攻撃連打して硬直までにスキルか回避を使うだけながらも、
まとめてスキルフィニッシュするのがとても気持ちよく
敵を薙ぎ払いながら駆け抜けているだけで楽しい。

ゲーム全体が上記の要素をバックアップしており、
疾走感のあるBGMが多く、ストーリーや謎解き要素があるながらも
テキスト量や仕掛けの難易度はそれほどでもない。

ストーリーは今の視点からすると可も不可もなく。
当時としては技術・情報を提供して文明をコントロールする存在は珍しいのかも。
記憶喪失が樹海の探索の補助とプレイヤーへの補足(回想的な意味づけ)かと
思いきや上手いことストーリーに絡めてきたな、とは思いました。
<<闇>>は直球過ぎてちょっと笑ってしまいました。

 

よろしくないと感じたのは固有のフィールドアクションと斬打射の耐性。
恐らくどっちも色んなキャラを使ってほしいと思ってやってるんでしょうが、
せっかくの気持ちよさを損ねる要因になってしまっている気がします。


良かったところ


アクションの爽快感

上でほとんど書いてしまっているので補足になりますが、
基本的には攻撃連打して出し切るまでに回避かスキルでキャンセルする、が基本。
ジャンプはないのでエリアルはやり易いキャラとそうでないキャラに分かれます。
攻撃何発か→敵の攻撃を回避でよける→攻撃何発かをスキルでキャンセル、が常道ですかね。
スキルは連続攻撃やら範囲攻撃、打ち上げ、バフと色々あるので
上手いこと削って範囲攻撃でまとめて仕留められると色々な意味でリターンが大きい。

ボス戦は中盤くらいまでは弱点攻撃して安地に逃げてのヒット&アウェイ。
終盤は攻撃範囲がかなり広かったり多段攻撃だったりする奴が多いので、
ジャストガードとジャスト回避を使わないとアイテム塗れになります。なりました。
ジャスガを狙ってやるのは難しいですが、多段をまとめて弾ける上にSPがかなり溜まるのでお得。
ジャスト回避は狙わなくてもちょくちょく発動する。少しの間自分以外はスローモーションになる(BotWみたいな)。

 

音楽

フィールドもボス戦も激しい曲ばかりで、
街曲は対比的に安らぐような曲が多いんですが
ダナンだけちょっと特殊で神秘的な曲になっていて印象に残ります。

 

グラフィック

全体的に綺麗なんですが、特に高所からの遠近感の出し方が素晴らしいです。
前の坂の上から見えるダナンとかコモドからの景色とか。

 

悪かったところ

固有のフィールドアクション

フィールド上やダンジョン内に特殊なギミックがあり、対応するアクションを持つ
キャラクターを操作していると突破することができます。
要するに一々操作キャラクターを変えないといけないし、
そもそも編成に入れてなかったら組み替えないといけない。
ダー〇クラウドを途中で投げた要因の一つです。

基本的には仲間キャラクターが増えたタイミングで、そのキャラクターのアクションを
よく使うダンジョンが出てくるので使ってみてね、ということだと思いますし、
終盤ではちょっと違ったアプローチで謎解きが面白くなる要素もあるんですが
デュレンの鍵開けとフリーダの取ってつけたようなアクションはどうなんだろうなーとは。

レアドロとか金策ならいいんですが、宝箱を開けるのを固有能力にはして欲しくないですね。
(オク〇パストラベラーで本当にそう思った)

 

斬打射の耐性

(世界〇勢なので斬突壊と言いそうになる)
耐性持ちに攻撃するとエフェクトもダメージもしょっぱいことになるので
キャラを切り替えて戦うのがセオリー…なんですが
結構キャラごとに使い勝手に差があってどれか1つしか使いたくない、みたいのもありそうで。
(スキルも結構沢山あるのである程度使い慣れないと難しい)
自分は斬>打>>>射くらいだったので斬耐性持ち面倒だなと思いつつ
少数ならゴリ押ししてそればっかりになってきたら切り替えるみたいなことをしていました。

別の攻撃手段用意するとか、魔法の属性のっけてどっちか通るなら耐性無視みたいな
(やっぱり世〇樹じゃねーか)のができればもうちょっとやり易かった気もします。