
概要
タイトル | スーパーマリオサンシャイン |
開発元 | 任天堂 |
ジャンル | 3Dアクション |
機種 | ゲームキューブ(オリジナル)、Nintendo Switch(3Dコレクション) |
発売日 | 2002/07/19(オリジナル) |
2020/09/18(3Dコレクション) | |
傾向 | ミッション達成型、死にゲー |
プレイ時間 | 約25時間(シャイン68個で終了) |
総評 | B |
バカンスで訪れた南の島が舞台
海に囲まれた南国のリゾートが舞台で、
目玉のアクションがポンプを使用することから想像できる様に
そこかしこに水場が存在するステージが非常に多いです。
こう聞くと身構えるかもしれませんが、水中に潜る必要があるステージは少ないので
64の時よりステージそのものを諦める事態にはなりにくいはず。
色々できそうでできないポンプアクション
基本の前方に放水するポンプの他に、もう1つ装着できてそれが3種類あるんですが、
殆どがデフォルトのホバーを使うことになるので自由度はそんなにありません。
ロケットは明らかにここで使いますよ、というところで使えるようになって、
ターボに至っては攻略に必須な場面がほとんどなくかなり空気気味。
MISSしてやり直しになるとホバーに戻ってしまうのも難点。
シャインの獲得方法
下記の方法で今回はスターではなくシャインを集めることになります。
名称が異なるだけで同じものと捉えていただいて問題ないです。
・ステージ内のミッションをクリアする
・赤コインを8枚集める
・ポンプが使えない専用のコースをクリアする
・コインを100枚集める
・青コイン10枚集める*1
ポンプが使えない専用のコースが曲者で地面がなく、
落下=即死かつ精密な操作が要求されるため何度もやり直すことになります。
比較的取りやすい位置に1UPキノコが置かれていることからも、
何度もリトライする前提で作っているのは明らか。
64の時のクッパに挑むときのコースが各ステージに1~2個配置されているようなイメージ。
評価
総合評価
クエストやミッションをクリアして獲得できるアイテムをコンプしたい、
というタイプの人にはオススメできると思います。
自由に探索したい人やサクサク進めたい人には不向き。
レベル等の概念は存在しませんが、若干RPG的な要素が組み込まれています。
各ミッションではそのシャインしか取れずに順番に話が進んで状態が遷移したり、
NPCに話を聞いて回って何をすればシャインを獲得できるのかのヒントになる、等。
しかし最初のステージのボスパックンの起こし方みたいに、ノーヒントの物もありますが。


また、64の時よりも各ステージの雰囲気作りに凝っていて
色んなパターンのステージを作って難易度調整して並べただけではなくて
島の一部分を切り取ってゲーム全体のイメージを崩さない様な作りになっています。
そのせいか、1ステージが結構狭く探索する楽しみはほぼないですが…
難易度は高め。ちょっと操作ミスすると落下してやり直しになることが多く、
そのやり直しの手間も大きいためハマると時間ばかり食われて中々進めなくなります。
1ステージが狭いため、意図的に入り組んだ構造にするか難易度を上げていそう。
64の時よりカメラワークはマシになりましたが、俯瞰で見れないのは変わらず。
また建物に引っかかるとそれ以上動かせない見たい場所が見れないケースは多いです。
慣性も相変わらずでぴたっと着地できないため、狭い足場に乗るのが難しい。
操作ミスすると手戻りが大きいのに操作ミスしやすいのも困りもの。
とんぼ返りジャンプと普通のジャンプが化けたり、
掴みがヘッドスライディングに化けたりしやすい。
その他プレイ中に思ったこと
やってて舌打ちするくらいは珍しくもなんともないですが、
その中でも選りすぐりのものを紹介します。
すいじょうのあかコイン
サーフィンの要領で水上の赤コインを8個集めた後にシャインが陸上に出現する。
水上の乗り物をジャンプで陸に上げないと取れないのは納得いかない…




むらのうらのヒミツ
全体的にヒミツ系はポンプアクションが封印されてストレス溜まりやすいですが、
その中でも一際異色なステージ。このカメラワークでこのギミックは冒険心溢れすぎてる。



おわりに
うーんやはりアクションゲームについての感覚を文章にするのは難しいです。
シナリオや演出で評価できる部分がないので、
どうしてもストレス感じた部分ばかりが印象に残ってしまって否定的になりますね…
*1:これは全ステージで数を共有