げーむろぐ

クリアしたゲームの備忘録。RPG/アクション/ADV/ノベルがほとんど。

PlayStation2(PS2)の選び方

ゲーム単体の記事以外にもコラムみたいな記事も書いていきます。たいです。
と言っても今回は別に自分が詳しいわけでもなく、ほとんどメモ代わりのものを共有する感じになります。


経緯と原因

レトロゲーム熱が高まって来た、というか重い腰を上げて色んなハードをセッティングしてる段階で、RGB端子がないモニターに映すPS2用のHDMIケーブルを買ったところ、そもそも本体の電源が入らなかった。


自分が持っているPS2は型番が『SCPH-70000』という薄型化した初期のタイプで、この系統はACアダプターの端子周りのはんだのクラックが起きやすいらしい。
当然公式サポートはとっくに終了しているので、修理するには自分で分解してはんだ付けし直す必要がある。


ただ、そもそもそれ以外にも問題が多い系統の様なので、買い替えを検討。


型番による系統の比較

Wikiとか個人ブログをいくつか読み漁っただけですが参考にはなりそう。
(それを言うと前述の原因もちゃんと調査したわけではなく受け売りです、本体とアダプター分解しないと正確なことはわからない)


基本的には新しいほど省電力で軽量化されている。
通常プレイの範疇では影響がないものの、機能(インターフェース)がオミットされたり、マイナーバージョンに特殊な仕様があったりする。

SCPH-10000

最初期の型。最重量で大食い。オンラインプレイするにも周辺機器が必要で面倒。
(多分とっくに全サービス終了してるのでどうでもいいですが)
基本的には選択肢にない。

SCPH-30000

50000とあまりかわらず、若干重くて電力食うのでボツ。
50000でオミットされたiLinkとやらを使いたいなら。一部のゲームで通信プレイができるらしい。
今更するかという感じでマニア向け。まず今PS2欲しがってる時点でマニアだが。

SCPH-50000

厚型最終系。
本体が小さい&軽いにこしたことはないが、薄型はディスクの読み取り形式が変わり傷つける恐れがある。
ただこっちはこっちで、故障して電源が入らなくなると分解しないとディスクを取り出せない。

SCPH-70000

薄型の初期型。この系統のみメガネケーブルでなく専用のACアダプターが必要。
前述の電源周りが死にやすいのはこの仕様変更に起因する模様。


修理してもまた壊れやすい状況は変わらないのと、ACアダプターが邪魔とか、ディスク傷つき問題は残る。
PSPとかVitaのACアダプターと比較してもでかく、重い。

左がPS2、右がVita
SCPH-75000

この型番から、というか70000より後はPS2のごく一部、PS1の一部のソフトが正常に動作しない。
特にこの75000はそれが発生したちょうどの型番であるため、最も該当するソフトが多い。
70000の駄目な部分も引き継いでワーストエディション。

PS2で不具合が起きるPS2ソフト&PS1ソフト | レトロゲーマー ユッキーのブログ
公式のページはもう参照できなくなっていますが、まとめてあったサイトがあったのでリンク張らせていただきます。
モンスターファームとかは有名ですが、思ったよりジャンルに偏りがあるので人によっては注意、といったところ。

SCPH-79000

この型番だけ特殊仕様で、本体の形状も違うしACアダプターの電圧も違う、ディスク傷つき問題も解消済み、らしい。
ただし、正常に動作しないソフトが存在する。なんじゃそら。
(公式のサポートページに互換がないソフト一覧があるらしいんですが、リンクが切れてる?のか見つけられず)

SCPH-90000

薄型の改良型。最終系。
ACアダプターが内蔵され電源周りは厚型と同じに、ただし70000のディスクの問題はまだ残っている。

なぜディスク読み込み時に傷がついてしまうのか?
レンズが載っている部分が動き、奥にある橙色のテープ?が伸縮して手前に出てくる。汚いのはすみません。

これはディスクの読み込みをディスクトレイからトップローディング*1に変更した際に、この橙色のビロビロが登場してこいつが読み取り時にディスクにぶつかることで発生する模様。
確かに、手前に出てくる際に上に出っぱる様に丸まるタイミングがあり、この出っ張り具合によってはディスクに届いてしまいそうには見える。
出っ張らない様に曲がりの癖をつけてあげれば大丈夫という話もあるが、下手なことをすると読み込めなくなりそう…
多分クリティカルなのはレンズの部分だけで、このビロビロにはちょっと乱暴しても問題ない気も。

ディスクの読み込み速度の違い

厚型→薄型と、薄型内でも仕様変更があり互換性の問題が発生した70000と75000の間では違いがあるかも?
ただ体感してわかるレベルではなく、レンズの劣化も疑わしいみたいな話が出る程度の模様。
ぶっちゃけPS1/PS2/PSPのゲームは今のゲームと比較するとロード地獄に感じるのは避けようがないし、誤差程度の違いはあまり気にしなくて良さそう。


結論

重い(デカい)のを受け入れて50000か、傷つきを飲み込んで90000か。
そんなに頻繁に使わないだろうし、PS1/PS2ソフトは安価な有名どころしかやらない気がするので90000に傾き中。
90000の方が倍以上値段しますが、言うても1万前後。
70000で遊んでたソフトも傷ついてないし、使い過ぎか放置し過ぎか、何か条件があるのかも。


ただPS1に関してはメモリーカードの管理が非常に面倒なので、スペース取れるならPS3でやった方が楽ではあります。
やっぱりゲーム専用部屋欲しいスね。

追記

最高のPS2はどれだ?各モデルごとに特徴を比較した、オススメ決定戦! : jahhoo's blog
こちらを参考に少し記述を修正しました。互換性の問題が90000では発生しない様な書き方になっていた、というか実際自分は勘違いしていました。申し訳ありません。

*1:PS1と同じ形式