Ghost of Tsushimaをクリア。
発売前から話題になっていて発売直後は一大旋風が巻き起こっていましたが
時間かかるだろうしBotWは超えられんやろなあと思って(実際これはそうだったんですが)
敬遠してたんですが、コンシューマあんまりやらない友人に影響されてやってみました。
概説
二度に渡る蒙古襲来の一度目、文永の役で蒙古に占領された対馬が舞台。
主人公・境井仁は武士の誇りよりも民の解放を優先、
非道に手を染めて圧倒的な兵力差の中蒙古に立ち向かうストーリーとなっています。
オープンワールド形式のゲームで、上でBotWがどうのとか書いたのはそのためです。
ただあちらほど好き勝手できるわけではなく、
便利な道具も少ないのでかなり戦闘に特化している印象。
戦闘はボスとの一騎打ち以外は気付かれずに接近できれば一撃で仕留めることができ、
特に序盤の内は乱戦になるとかなり苦しいので、障害物や草むら、屋根の上等に身を隠しながら
慎重に敵兵を1体ずつ無力化していくステルスアクションです。
と言っても割とガバガバで、真横から近づいたり角の出会い頭でも闇討ちできます。
謎解き要素は皆無ですが、神社が一応それに該当します。
どこも橋が落ちていて目の前にあるのに行けないので、
周囲の断崖絶壁で登れる場所を探しながら頂上を目指す感じです。
ストーリーは薄いようなそうでもないような…
上県に着いてから短いのでもうちょっと粘るのかと思いきやサクッと終わってしまった。
志村城は色々あって情緒が迷子になる感じはあります。あそこがクライマックス。
プレイ時間は70時間ほど。石碑と和歌以外は全部見つけて収集品は8割ほどといったところです。
総評
総合評価はA-。
間違いなく面白いんですが、どうしてもBotWと比較してしまうのと
やれることの幅が狭いので大ボリュームが仇になり終盤作業感が凄い。
時間がかかるのはサブイベントが多いのとマッピングなので
ストーリー一気に進めれば20時間くらいで終わりそうな気も。
雰囲気ゲーとしても質は高いと思います。
当時の再現が上手いのかはちょっと詳しくないのでわかりませんが、
生き死にの価値観が非常にシビアであるのと
蒙古が武力だけでなく恐怖を利用した懐柔策も併用していたのはよく描かれています。
良い所
バッサバサ斬れて気持ちがいい
一騎打ちと闇討ちの人数増やすと一気に複数人瞬殺でき、
冥人の型取得で人数はさらに加速した。
細かい部分の作り込みが凄い
オープンワールドで中世日本が舞台は珍しい。蒙古の品とかもわざわざ1つずつ分けてるのは凄い。
ロードが速い
Tips3個以上読むのはほぼ不可能。PS4Proです。
悪い所
調べる(R2)判定が変
若干厳しいというかおかしい。会話は正面で丁度いい距離じゃないと反応しなかったりするし、
複数アイテムある状態で何故か目の前にあるのじゃないのが取れたりする。
クエスト中に寄り道できない
元の位置に戻れ(15)とか出てきて旅装でブルブルいってるのに探しに行けなかったりする。
マーキング1個しか使えないので忘れる。
装備の切り替えが面倒
基本探索用の装備で、一騎打ち挑んだら境井家の鎧に変えてステルスする時は牢人(冥人)に変えて
戦う時はまた別のに変えて…と着替えるのが大変。
会話の拘束力が強い
途中で切れないし聞きながら移動もできない。はよせい。
序盤の状況が非常につかみにくい
チュートリアルで回想したり気を失って別の場所にいったりするのでよくわからなくなる。
ムービー長くて途中でながらになったりしたのもあるけど自由に動けるようになるまでが長い。
