げーむろぐ

クリアしたゲームの備忘録。RPG/アクション/ADV/ノベルがほとんど。

ゲームレビュー

「アメイジング・グレイス」プレイ記

タイトル画面冬にやるゲームとしてキープしておいたものの、「どーせ信者が持ち上げてるだけだろ…」と思っていました。というか始めて5時間くらいはずっとそう思いながらプレイしていて難癖をつけるような見方もしていたんですが、最終的には自分の偏見を改…

「イースX -NORDICS(ノーディクス)-」感想・評価

概要 「イース」シリーズのナンバリング10作目。 このシリーズは過去に行われた冒険をアドルの手記から回想しているという設定からか、発売順と実際の時系列が一致していない。10作目ではあるものの順序としては2の次で4の前にあたり、全体では3番目と最初の…

「7 Days to End with You」感想メモ

タイトル画面 概要 言葉も文字もわからない状態で目覚めて、同居人に教えてもらい意味を類推しながら自分の置かれている状況を把握していくゲームです。

「白詰草話」感想メモ

概要 元は漫画(成人)畑の出身である大槍葦人が代表を務めるLittleWitch第一弾。 経歴を活かした独特な作風に仕上がっている一方で、 当時の流行の影響を強く受けている作品でもあります。 タイトル画面

「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」プチレビュー&感想

概要 ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドの続編。 舞台を変えただけの焼き直しではなく、既存の世界とリンクした空と地底が探索可能となり、クラフト要素が非常に強くなっています。 ボリュームは前作以上に凄まじく、遊び方もより広がっています。

「Samurai Evolution 桜国ガイスト」- 和の雰囲気と未来的なデザインを併せ持つ、モンスター収集形式のRPG

概要 タイトル、パッケージから想像がつくように和風な世界観を持つ作品です。 ただし天人(異星人)との戦争を経て発展した近未来が舞台。 主人公らは『サムライ』と呼称されていますが、中世日本に存在した武士とは別物。 『星戦』と呼ばれる、競技色の強い1…

「終末の過ごし方」- 良い終末を。

何かいろいろ並行してやってますが、すぐ終わるらしいのと高騰してるサントラ欲しいか早めに判断したかったので更に割り込みでやりました。 タイトル画面。WはWorldとWeekをかけているらしい。タイトルのとおり、終わりが間近に迫った世界ででの日常(の延長)…

「トリスティア・レガシー」- 期待し過ぎたことを考慮に入れても険しいが、百合好きなら。

『https://cross-claymore.hatenablog.com/entry/2023/01/06/182924』でも紹介したとおり、購入してプレイしていたんですがかなり間が空きました。 恐らく真ENDでない1周しかしていませんが、何故そうなったのかを書いていきます。 PC版でプレイされる(され…

「逆転裁判123 成歩堂セレクション」- 普段ADVやる人でもフレッシュに楽しめる良作

逆転裁判の1と2は配信で見てしまった後でプレイしたので書かないつもりでしたが、3が思いのほか良かったので。 タイトル画面20年近く前に人がやっているのを見て変なゲームだなぁと思ったきり触れていませんでしたが、ADVを結構やるようになったので恐らく国…

「シロナガス島への帰還」- アドベンチャーゲームの教科書の様な作品

新年一発目、界隈では超有名な同人ゲーム。 家庭用ゲーム機のパッケージ版まで出るレベルなので推して知るべし。 Switch版が出るまでCFやってたこと自体を知らなかったんですが、良い機会なので購入したはいいものの、不具合が多すぎて当面の間はプレイ非推…

「魔法使いの夜」- 強いこだわりを感じる演出や心理描写

曲だけ知っていてリマスターが出るというので。 最近こんな感じでリマスターが出るとプレイ環境が改善されるだけでなく、やるきっかけにもなることが多いので出してくれると嬉しいですね。 タイトル画面

「天使のいない12月」 - 思春期の人間関係の描写に特化したコンパクトなストーリー

10年以上前からタイトル自体は知っていて、冬にやるゲームの選択肢に据えてはいたんですが一昨年~去年に探した時は妙に高騰していて手が出せず、今年6000くらいのを見つけてやっとといったところです。 何でかわかりませんが、PCゲームを専門に扱ってるとこ…

「ポケットモンスター バイオレット」- 焼き直しから脱却したシリーズ最新作

ポケモンシリーズ自体が結局毎回やってること一緒ではと思っていたのと、ソード・シールドのデザインが今一合わなかったことから、これで最後にしようと考えていましたが、新しい世界を見せてくれました。www.pokemon.co.jp

「風のクロノア1&2アンコール」-雰囲気重視の疑似3Dアクション

名前だけ知ってた作品のリマスターです。encore-klonoa.bn-ent.net純粋なアクションゲームでストーリーパートも非常に短いですが、 どちらかというとアクション性よりも雰囲気を気に入った方がハマれそうです。 1と2で結構違いますが、詳細は後述します。

「ヴァルキリーエリュシオン」― シリーズの看板が重すぎたにしてもあんまりだが、アクションとしてはそれなりに面白い

TGSで見かけて主人公美人やねということで何となくやってみました。 タイトル画面ヴァルキリーシリーズは初代のヴァルキリープロファイル(PS)を 5年ほど前にプレイして、それ以外は未プレイです。アクション部分が気に入った人ならありかも、 というかそうで…

「夏ノ終熄(ナツノオワリ)」― 終末モノ+サバイバルとしては見どころアリ

夏が舞台のゲームを探していてお誂え向きな作品を見つけたのでやってみました。 タイトル画面あらすじにもある通り、 パンデミックによる終末モノ、の一歩手前の様な状態の世界が舞台です。 ロープライス*1なのでかなり短く休みの日1日やれば終わるくらいの…

「EVE ghost enemies」― 話を大きく広げながら過去作へのリスペクトが随所に感じられるEVEシリーズ最新作

クリア自体に要したのは4日足らずとかなりのめり込んでしまったんですが、 その後諸々あって記事に起こすのがかなり遅くなってしまいました。 本作ラストの問いかけに対する自分なりの答えが出せていないことも一因ですが… この気合いの入りようEVEシリーズ…

3DS世界樹ファイナルセール中

3DSの世界樹作品がファイナルセール中なので紹介記事を書いてみます。 www.atlus.co.jp 文字通り最後のDL版のセールで、3DS/Wii Uのeショップ自体の終了は来年3月下旬ですが、 残高の追加が8/30までであり実質的にはそこで終了の様です。 すでにセール終了済…

「MOTHER」― 雰囲気を楽しめるなら随所に拘りが感じられる良作

どこかでやりたいけど環境がGBAのMOTHER1+2くらいしかないし結構高いんだよなと 思っていたらSwitchで配信されて今年中くらいに考えていたんですが、 ちょうどいい期間ができたのと某所でPollyannaのMADが流行っていたので。 タイトル画面

「AMBITIOUS MISSION」― 時間の概念を巧みに取り入れたシナリオは見事だが、泣きゲーとしては今一つ

個人的昨年No.1ノベルゲームだった金色ラブリッチェと制作繋がりでプレイ。 cross-claymore.hatenablog.com金色ラブリッチェとの比較を書いている部分が多いです。 (知らんがなって人はすみません) あっちのネタバレはしていないのでその点はご安心を。 タイ…

「ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-」― クロノクロスファンならアリ

サテラビューで配信されて以来一度も移植されず、 半ば伝説と化していたゲームが実に26年の時を経てプレイ可能となりました。 クロノクロスの設定を追いかけていく内に本作に辿り着き、 ハードが非常に特殊なためプレイできず移植を望む人も多かったと思いま…

「イースIX -Monstrum NOX-」― 雰囲気は重めだが異能を駆使した探索がとにかく楽しい

イースⅧが良作だったのでイースシリーズも一通りやってみようと思ったものの、 Ⅰ・Ⅱのシステムが古すぎてちょっと…となり序盤でやめてしまっていましたが、 ⅨはⅣ(セルセタ)、Ⅷとシステムがほぼ同じというのと、 ⅧとⅨ比較すると遊んでて面白いのはⅨ、という声…

「ドキドキ文芸部プラス!」― 怪作の皮をかぶった意欲作

最初は熱心に推してる人が言葉遊びが云々言っていたくらいでしたが、 じわじわタイトルを目にすることが増えてどうもホラー方面で強烈なゲームらしい、 というのとビジュアルノベルゲーマー向きということの様でやってみました。 ポップでキュートなタイトル…

「ELDEN RING」― 色んな意味でじっくり作品を咀嚼する人向けのスルメゲー(多分)

ちょうどPS5入手できたしということでエルデンリングに手を出してみたんですが、 正直自分には合わなかった部分が多く書こうか迷いました。 デモンズソウル、ダークソウル1~3未プレイです。 タイトル画面せっかちな人とか積みゲーの合間にみたいな人にはあ…

「COGEN: 大鳥こはくと刻の剣」― 即座にリトライできるがそれに見合う難易度を持つ死にゲー

店頭で見かけたキービジュアルに惹かれて衝動買い(予約)しました。 最近は古めの作品やシリーズ物、リメイク辺りを漁ってることが多いので、 この手のきっかけで手に取るのはかなり久しぶりな気がします。 トレーダー秋葉原2号店にて「刻を戻し」と言ってい…

「しろくまベルスターズ」― 良くも悪くものほほんとしたサンタのお話

本当は冬ゲーとして「天使のいない12月」をやりたかったんですが、 探しても売ってないのでPULLTOP15thから引っ張り出してきました。 ロゴへのこだわりが感じられるタイトル画面始めたのが12/24なので丁度クリスマスだし、という感じだったんですが、 他のゲ…

「うみねこのなく頃に」― 虚実入り混じる推理困難なADV

移植・リマスターの類は記事にしてなかったんですが、 初回プレイ時あまりに何もわかってなかったので書いてみます。 前作「ひぐらしのなく頃に」がホラー要素とキャラクター性で人気を博したのに対し、 こちらはミステリー然とした雰囲気で、実際にゲーム内…

「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド」― リメイクと捉えると肩透かしを食うかもしれない

過去にポケモンで最もやり込んだのがダイヤモンドで、 年齢的には金銀世代なんですが個人的には1番思い入れがあるので 対戦も図鑑ももう興味ないけど記念にと購入しました。 (以下、ダイヤモンド・パールが長いのでDPと略します) オリジナルを模したタイトル…

「ランスⅩ -決戦-」- シリーズの締め括りに相応しい傑作

ランスシリーズに最初に触れたのが10年ほど前の戦国ランスで、 それからかなり時間をおいて2020年3月にⅥ(ゼス崩壊)をきっかけに シリーズを追いかけていき1年半の間に6、03、01、02、5D、8、9と 追いかけていってようやく辿りつきました。 タイトル画面Ⅵをア…

「金色ラブリッチェ」― すべてが繋がる恐ろしく緻密なシナリオ

タイトル画面「星空鉄道とシロの旅」に続き、同じ人のライター買いです。 ぱっと見はありがちなギャルゲーに見えるので本当に面白いんか?と 思いつつ購入しましたが完全に杞憂であったと先に記しておきます。 とりあえず、他ゲーや別のメディアでさかき傘氏…