げーむろぐ

クリアしたゲームの備忘録。RPG/アクション/ADV/ノベルがほとんど。

フォセット + リコレクションストーリーズ 感想

ついでなので全部記事に起こしときます。

フォセット

タイトル画面の雰囲気が今までと大分違う

まるねこ三部作のファンディスク。
と言っても以下の様に偏りがかなり激しい。

ショコラはクイズやCGのみ、追加シナリオの収録はなし。
パルフェは追加シナリオ5個、いずれも本編終了後の後日談。
この青空に約束を-は追加シナリオ8個+クイズのおまけ9個で17個と多く、本編前のエピソードも豊富。
(多分)ロイヤルスウィートコレクションに合わせてRippleとシュクレのクイズも追加されている。

プレイ内容

ファンディスクなので評価とかは特になし。
FDとしては満点に近い出来な気はする。


シナリオ読む時間だけなら10時間くらい。
ただ結構クイズやらないと全回収できないので、大体15時間くらい?

この青空に約束を-サイド

印象に残ったのをいくつかピックアップ。

この冬空に歌声を-

メインシナリオ。
どのルートの後ということもなく、設定が色々混ざった状態でつぐみ寮の自然解散を待つ状態。
(つぐみ寮が存続しているので一応海己ルート?)


本編中にあまりなかった組み合わせの会話が見れるのがまず良い。
凛奈と海己が1対1でやり取りするシーンとか中々微笑ましいし、
一誠と学園長の島の未来についての話も両者共に本編中見せなかった思いの丈が。
セコい奴や不器用な奴はいるけど悪人はいないっていうスタンスを再確認できる。


自分の1番好きなシーンは航の演奏を聴きながら住人がどう変わっていったかを話すとこで、

奈緒子「それが2年になって…なんか耳障りな音が響いてくるようになって」
~中略~
奈緒子「半年くらい経って、ちょっとは慣れてきたと思ったら、今度は音が鳴ってる最中に、足音が混ざるようになった」
沙衣里「ああ…」
奈緒子「最初は、ものすごく遠慮がちに、そろり、そろりと上がってくるのと、遠慮せずにとたとた駆け上がってくる二種類」
沙衣里「ああぁ…」
奈緒子「今年になって、ゆっくり、ゆっくり段数を数えながら上がってくるのと、2段飛びで駆け上がってくる二種類が追加されて」
沙衣里「よく…聞いてるね~」
奈緒子「あと、さえちゃんのは…どたん、どたん、んぐんぐ~って奴かな…」
沙衣里「こら、脚色すんなぁ」
奈緒子「ここは、あたしの、特等席」
沙衣里「………」

この作品ほんっっとうにこういうところ良いんだよな~としみじみ。
要点だけ摘まむとなんてことはない話なのに台詞回しと音楽が絶妙過ぎて感情が動かされる。

わたしのかけら

他は各ルートの普通の後日談なのに1つだけ異質。
この話は本編中でしておくべきでは…?
うーんけどそうすると凛奈ルートは何なんやみたいに思う人もいるのかな。
フォセットやった人とそうでない人で茜に対する見方かなり違いそう。

この青空に約束を-サイド APPEND

クイズのおまけで解放されるやつまとめて。
1個除いてそれぞれつぐみ寮に入るきっかけとか入寮当時の話。
特に「プレ・プロローグ」は冒頭の前の凛奈は見たかった部分なので有難い。


パルフェサイド

ファミーユ本店時代の里伽子がもっと見たかったけど一切なかった…
けど里伽子抄が良過ぎたのでOKです。
由飛のアフターがないのがちょっと気になる、まぁ由飛ルートは作りがキレイすぎて逆に広げにくそうではある。

里伽子抄

里伽子ルート終了後~エピローグの間で、手術とリハビリを続けても回復する兆候が見えなかった状態をどう克服したか、を描いたシナリオ。
里伽子が1番心身共に弱っている状態の時なので当たり前ではあるが、本編中より面倒くささに拍車がかかっていて序盤はちょっと見ていられない。


でまた塞ぎ込んでしまった里伽子への贈り物としてビデオレターをファミーユ(&キュリオ)の一同で作ることになるんですが、これの破壊力が凄い。
どんくらい凄いかと言うと、WA2のロードブレイザー戦くらい凄い。


1人ずつ別撮りしてて、ファミーユから始まって段々ロケが遠くなっていくのも良いし、かすり→玲愛→明日香→由飛の順番もかなりしっくりくる。
かすりと玲愛がそれぞれらしい物言いで雰囲気作ってから、明日香が直情的に訴えた上で由飛がきっちり〆てて完璧。
かすりは里伽子に対してアクションする時本当にいい役割するな~ というか里伽子と関係深くて対等に近い立場で話せるのこいつしかいないのか。
本人のルート以外だと明日香は東津本行ってるのは新たな発見。

クイズゲーム

お話読みたい人にとっては鬱陶しいだけかもだが、結構よくできてる。
数値を答える問題で1刻みの4択とか、本編やっただけだとわからないみたいな問題もあるが、ニヤリとできる物も多く、音楽クイズや映像クイズは自社内のコンテンツでこそだなという感じで出来が良い。

音楽クイズの一例、テーマに沿った曲や印象に残る曲をちゃんと出してくる

リコレクションストーリーズ

玲愛推し過ぎん?

パルフェこの青空に約束を-がコンシューマに移植された際に追加されたストーリー群。らしいけど何でかHシーンがある。
大体30分ずつ(×5)くらいだが、「手のひらの楽園」だけ単品で5時間くらいある。


パルフェ側はフォセットとあまり変わらずFDっぽいノリの後日談。
この青空に約束を-側は本編中の隙間の話。
出来そのものがどうこうというより、この青空に約束を-という作品がどこかしら掘り下げると無限にちょっと良い話を作れる下地があるので、蛇足になりがちな後付けの話を昇華させられる奇異な作品という印象。


という流れで酷評するのも気が引けるが、「手のひらの楽園」は普通に蛇足。
PSP版の追加キャラ用の新ルート。
無限に良い話を作れるといってもつぐみ寮内に限定した話なので、新キャラを追加してどうこうの話には逆に普通の作品以上に向いていない。
しかも設定が南栄生島ならまぁそういうこともあるわなくらいで、独自要素もなく…と言った感じ。