Bloodborne　レビュー - げーむろぐ

Bloodborneを3/2にクリア。

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正直フロムゲーは理不尽に難しいという印象があったので敬遠していたんですが、
ノベル(ADV含む)とアクション薄めのRPGの比率が高過ぎるような気がしていたのと
オススメされたタイミングでセールしていたので逃げ場がなくなった感じです。

総評

総合評価はA＋。

想定していたより強い敵がいてどうしても進めない、ってなるパターンは少ないです。
色々と説明不足なのと初見殺しが多いので死にゲーの体現という感じではありますが。
(マニュアルをまったく見ていないので普通に書いてあることもあるかもしれない)

システムだけでなく、ストーリーや次の目的地もかなりボンヤリとしか提示されないことも
多いのでこの辺りは評価すべきか別れる気はします。
死にゲーであるのもゲーム全体の演出に組み込まれているので
評価できるポイントではあるものの素晴らしいとは中々言い難い。

プレイ時間は30時間ほど。
アクション上手い人ならもっと短いかも。

ストーリー

わっけわからん(正直)。

とりあえず、重要そうなのは以下。

・夢の定義
狩人の夢、悪夢の辺境など現実とは明確に異なるような名称が存在する。
所謂一般的な、現実に影響を及ぼさない夢とは異なり
何らかの手段で現実世界と切り離されている精神世界、みたいなイメージ？
主人公はそこに分身なり精神なりだけ飛ばしているのであれば一応は説明がつく。
血の遺志はおそらくそこでの存在強度のような扱いなんではないかと推測。

・黒幕？
黒幕というかゲールマンが倒そうとしていたもの。仕込んだのはゲールマン。
途中から宇宙人っぽい敵が出てくるのと、終盤では触手とか発狂攻撃してくる奴が
増えるので恐らくクトゥルフ的な何かでしょう。
ミコラーシュは倒すのではなく取り入ろうとしていた？
(ゴース、あるいはゴスム…って言ったのしか記憶にない)

アメンドーズはどういう立ち位置なのか不明。
そもそも辺境にいたのとヤハグルにいたのと同じ個体なのかもよくわからない。

・獣狩りの夜
上の黒幕？の影響が強くなると人狼化が急速に進むのではないかと。
んでもってその力を発揮した上で人の理性を保てている狩人を
ゲールマンは探していたみたいな感じではないんかなあ。
聖職者は過去の宇宙生命体の遺体か遺物かを持っていて
その影響でなんか強いんでしょう多分(適当)。

システム

・血の遺志

死んだらその場所に落ちる(敵に回収されもする)だけで、もう1回死ぬまではロストしない。
ことに気付いたのが血に渇いた獣戦でした(遅)。
常にロストの危険性があるので端数は適当な消費アイテムに変換しておくのが〇。
ペナルティのきついドラクエみたいな感じ。良い意味で緊張感を出してくれる。
大量の血の遺志を持った状態でボス戦が始まってしまったら確かな狩人の徴で帰ろう。

・銃パリィ

相手が攻撃の体勢に入った状態で銃撃を当てるとホラー番組の恐怖シーンみたいなSEが出て
リゲイン100%の大ダメージを狙える特殊な攻撃ができる。
人型の相手には特に狙いやすく、この攻撃の演出中は無敵で邪魔されることもないので
複数人相手にも強敵相手にも使える便利かつ重要なテクニック。
ガスコイン戦はこれがちゃんと使えないと辛い。大男で練習しよう。
当然失敗するとそのまま攻撃されるリスクがあるが、ある程度距離を取った状態で
連続攻撃の途中に合わせると比較的安全とかそういうのも色々とあって、
モン〇ンのような戦闘にはならないようになってんなとは思います。

難所・強敵

・罹患者の獣

4つ足の人狼みたいな奴。ゼルダとかもそうだけど正式名称どっから拾って来るんですかね…
別にこいつ自体は大して強くないんだけど、最初に戦う時は素手なのでかなり厳しい。
本来は狩人の夢行って武器入手してリベンジなんですが
下手に素手で3割近く削れてしまったせいか、これが…フロムゲー…とか思って
そのまま素手で殴り倒すまで10回弱死にました。
市街に出て流石におかしいんちゃうかと思って攻略サイトチラ見してなるほどねと。