「素晴らしき日々~不連続存在~」― 自己の在り方を問う哲学系ノベルゲーム
名作と謳われながらも人を選ぶとか取っつきにくいとか言われていて、
哲学/思想的な問いかけが非常に強いということだけ知っていたので
アクション挟んで満を持しての素晴らしき日々をプレイしました。
今回はセールとかではなく10周年記念のリマスター版です。
- 概要
- シナリオ
- システム
- 特記事項
- 評価
- 総合評価
- テーマ
- 混迷の極みである2章
- 救われない3章
- 気になった部分
- 序章の展開
- 引用が多すぎる
- 音楽
- 夜の向日葵
- 夏の大三角
- 考察
- 音無彩名の存在
- 水上由岐の存在
- ざくろの選択による分岐
- 7月7日~7月9日の欠落
- 由岐(新)の役割
- 序章の86,400の意味
概要
タイトル | 素晴らしき日々~不連続存在~ |
開発元 | ケロQ |
ジャンル | アドベンチャー(ノベル) |
機種 | PC |
発売日 | 2010/03/26(初回版) |
2010/05/14(通常版) | |
2018/07/20(HD版) | |
2020/12/25(10th特装版) | |
傾向 | 哲学、ホラー、電波、いじめ、ループ、百合、近親、ピアノ |
プレイ時間 | 約25時間 |
総評 | A |
一言 | 幸福ってなんだよ(哲学) |
「SEKIRO」―剣戟激しい高難易度アクションアドベンチャー
しばらく読み物続きだったので高難易度アクションゲームに手を付けました。
Bloodborneがかなり面白かったので同開発繋がりです。
- 概要
- 評価
- 総合評価
- 戦闘システム
- 連戦のリトライ
- おまけ
概要
タイトル | SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE |
開発元 | フロム・ソフトウェア |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
機種 | PS4/XBox One/Steam |
発売日 | 2019/03/22 |
傾向 | 高難易度、戦国、ホラー |
プレイ時間 | 約35時間 |
総評 | A- |
一言 | 難しいが理不尽ではない |
戦国時代風の世界で忍である主人公が武士とか化物を相手にしながら
主命を果たすためにあちこち駆け回るゲームです。
ボスがめちゃくちゃ強くてフィールドが狭いTsushimaって感じですかね。
あっちがこのゲームの影響を強く受けてるのでこれまた逆なわけなんですが…
聞いていた通り難易度はかなり高め。Bloodborneが可愛く見えるレベル。
基本的に雑魚戦は隠密から即死を決めていく形でルートの確保とかADV要素が強めですが、
大ボス戦は真っ向勝負でアクション要素を全面に押し出した形になっています。
基本的に何回もやり直してパターン覚えて、となるのでどれくらい時間かかるかは
かなり個人差があり、自分のプレイ時間も一例で早ければ20時間くらいで行けるかもしれません。
自分のプレイ時間はスルーできるボスもできるだけ(水中の首無し以外全部)撃破の場合です。
「星空鉄道とシロの旅」―人情温かい不思議なSLの旅
次は素晴らしき日々の予定だったんですが、
ノーマークだった作品に興味が湧いたので割り込みで星シロです。
三が日終わる辺りからチラホラタイトルを見かけ始めて、
そこでわかった情報は「感動する」と「あんまり長くない」だけだったんですが、
公式見に行ったらライターがEVE rebirth terrorと同じ人だったので
普段滅多にしないライター買いをしてみたら大当たりでした。
- 概要
- 評価
- 総合評価
- テーマ
- 社会人向け要素
- トリック
- キャラクター
- 惜しかった点
- 音楽鑑賞がない
- SEの使い方
- 感想
- 他の社会人向け要素のある作品との比較
- お気に入りの曲
- 考察
概要
タイトル | 星空鉄道とシロの旅 |
ブランド | しらたまこ |
ジャンル | ビジュアルノベル |
機種 | PC |
発売日 | 2020/12/30 |
傾向 | 泣きゲー、巧みな伏線、社会人向け、ほっこりする |
プレイ時間 | 約7~8時間 |
総評 | A+ |
その他 | ある程度文学(特に宮沢賢治)触ってると尚良いかも |
無垢な少女・ノワールが鉄道の旅を通して、
「生きるとはどういうことか」を学んで成長していくお話です。
最初の森での出来事が注文の多い料理店に類似していて、
ねりの苗字が風又であることからも銀河鉄道の夜をモチーフにしていると思われます。
…少し調べた所、大筋はほぼ一致していて主役の名前にまで関連性があるので間違いないですね。
ビジュアルノベルですが、〇〇ルートみたいのはなくて一本道です。
選択肢自体は存在しますが、得られる情報が変わるだけで辿り着く場所は同じ。
「アンリアルライフ」―幻想的な世界を旅するアドベンチャー
新年一作目は半年遅れでアンリアルライフです。
5月に配信開始した時に目を付けたまま埋もれたんですが、
年末セールで思い出して軽いの挟むかという感じで。
確か十三機兵の後でADV疲れしていて見送った気がします。
- 概要
- 評価
- 総合評価
- シナリオ
- 演出
- 背景
概要
タイトル | アンリアルライフ |
ブランド | ヨカゼ |
ジャンル | アドベンチャー |
機種 | Nintendo Switch/Steam |
発売日 | 2020/05/14(Swtich),2020/11/20(Steam) |
傾向 | ドット絵、謎解き(易しめ) |
プレイ時間 | 約6~7時間 |
総評 | A |
その他 | 微ホラー注意 |
ほぼ個人製作+ドット絵等でどことなくUNDERTALEを想起させる作品ですが、
雰囲気は若干似てるもののゲーム性は大きく異なり純粋なアドベンチャーゲームです。
コマンド選択だけではないけどアクション要素があると言えるほどではない感じ。
謎解き好き且つぱっと見で雰囲気気に入ったならオススメできると思います。
「きっと、澄みわたる朝色よりも、」―紅葉の季節にやりたい和風ノベル
秋に間に合わなかったけどやってました。
オススメされたり名作として挙げている人が多かったのと、
まぁまだ秋やろと思って順番早めて始めたらすっかり冬になっていました。
- 概要
- 評価
- 総合評価
- 演出面
- シナリオ
- 学園モノ特有のノリ
- キャラクター
- 感想
- 考察?
- おまけ
概要
タイトル | きっと、澄みわたる朝色よりも、 |
ブランド | propeller |
ジャンル | ノベル |
機種 | PC |
発売日 | 2009/07/24 |
傾向 | 学園、和風 |
プレイ時間 | 約18時間 |
総評 | B |
その他 | ノリがきつい |
伝奇譚と聞いて期待してたんですがその要素は薄めで、学園モノに転生要素が混ざった感じ。
転生元の柵に引き摺られる形で学園生活が脅かされて話が進んでいきます。
個別シナリオはなしで一本道。順番固定で蘭→ひよ→若と捉えることもできますが。
「スーパーマリオ64」―3Dマリオの原点を今更プレイ
ノベルゲー疲れてきたので休憩がてらアクションゲームをやってました。
マリオシリーズはちゃんとクリアしたのがスーパーマリオワールド(SFC)だけで、
後はスーパーマリオブラーザーズ3と、6つの金貨をちょっと触ったことがあるくらい。
アクションじゃないのならパーティとかカートもちょこちょこ触ってはいます。
- 概要
- 評価
- 構成
- カメラワーク
- 操作性
- 慣性のかかり方
- 高度調整
- 感想
概要
タイトル | スーパーマリオ64 |
開発 | 任天堂 |
ジャンル | 3Dアクション |
機種 | NINTENDO64/Wii/Wii U/Nitendo Switch(マリオ3Dコレクション) |
発売日 | 1996/06/23(オリジナル) 2020/09/18(コレクション) |
傾向 | ストーリーはほぼ無し、難易度は高め |
プレイ時間 | 約18時間(スター78個) |
総評 | B |
その他 | 操作性に難アリ |
NINTENDO64のローンチタイトルにして3Dマリオの1作目。
横スクロールから3Dアクションになったことでかなり毛色が違うゲームになっています。
順番にステージをクリアしていくのではなくて、各エリアに複数ステージが存在して
その中から必要数のスターを取得して次のエリアに進んで、を繰り返していくので
苦手なステージはスルーしても進めるようになっています。
「TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ― AlphA編」― Re:LieFの真相を探るもう1つのトライメント計画
前回の続きで「TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ― AlphA編」です。
前回の記事でもお伝えした通り、Re:LieF ~親愛なるあなたへ~は
元々こっちを先に見つけてから辿っていったのでそのままの流れで。
- 概要
- 評価
- 総合評価
- テーマ
- 世界設定
- 音楽
- 演出面
- 感想
- 前作で考察した部分に対して
- 前作との繋がり
- 考察
- あやめ世代で起こった事件とは?
- 結局ミリャの正体は?
- その他
概要
タイトル | TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ― AlphA編 |
ブランド | TrymenT |
ジャンル | ビジュアルノベル |
機種 | PC/Steam/Android/iOS |
発売日 | 2020/2/20 |
傾向 | SF好きな人、Re:LieFが好きで設定を深く知りたい人向け |
プレイ時間 | 約12時間 |
総評 | B |
その他 | Re:LieFプレイ済みであることが前提 |
前作であるRe:LieFは話としては単体で完結していますが、
司たちとは別の世代のトライメント計画と、司たちの世代ではあるものの
Re:LieFのどのシナリオにも該当しないifを交えて設定を掘り下げる作品になっています。
Re:LieFをやっていても難解な部分があるため前作の履修は必須です。
(これちょっと調べても出てこなかったけどプレイヤーがそんなに多くないのかどうか…)
AlphA編とある様にこれ一作で完結する話ではなく、
後編となるOmegA編が未定ですが発売予定です。
前半でネタ出しして後半で伏線回収する二部構成になっています。
わかる方は某なく頃にみたいな感じをイメージしていただければ。
前作でも流花とももはシナリオ丸ごと使った伏線とか設定説明になっていて、
キャラクターよりも世界観とかテーマ重視なんだなという印象はありましたが、
今作は個別シナリオが存在すらせず一本道です。
そもそもあっちこっち話が飛ぶので個別シナリオなんざ作り様がない気もしますが…